Eucalyptus Advent Calendar 2012 JP 十八日目

今日のネタは演説ものです

これを書いている今日は 1219 という説もありますが、断じで本日は 1218 です。自分でも「何言ってんだコイツ?」と思います。

さて、世間では徴兵制度がうんたらかんたらと論じられているようですが、僕は残念ながら知識が乏しいので想像でしか物を言えぬ愚かものですが、何で「徴兵制度 = 戦闘員の増加」と短絡思考するんでしょうかね?一方で、何で「強い日本 = 徴兵制度の復活」と短絡思考するんでしょうかね?兵士になる気がない人を徴兵で集めても意味ないですし、兵士さえ居れば軍事力が増す訳でもないですよね。徴兵制度を復活させようとしている人達の意図はどこにあるんでしょう?反対する人達でも自分の家族は護りたいとか思ってますよね?ちょっと自分、新聞読まなすぎですね。

妻とも話をしてたんですが、まずは前回の震災時のように自衛隊の隊員が休息を満足に取れない状況を回避するところから努力するべきじゃないかと思います。国民が理解できるように国も国民も双方が努力しないと駄目ですよね?徴兵制度って言うから反発くらうんだろうから、予備自衛官の制度をちゃんと正しく伝えるところから着手してはどうかしら?と思います。

ということで、僕みたいなアーパーな人間が考えることは穴だらけでどうしようもないと思いますが、企業が(希望する)社員に予備自衛官への応募を支援したら、最初の一歩としてはいいんじゃないかと。まぁ、ボランティア活動をしていない僕が言うのはおかしいですけども。

で、今日の Eucalyptus ネタは演説ネタです。技術ネタじゃなくてごめんなさい。帰宅してから書くにはあまりにも時間が無さすぎました。なので非技術ネタにしたんですが、技術ネタを書くより時間がかかったかもしんない…。ガンダム観てない人はごめんなさい、今日は諦めてください。ちなみに書いた自分が言うのも何ですが、さっぱり意味がわかりません。もしこれを書いたのが僕の家族なら、迷わず病院に連れて行くレベルです。

クワトロ・ハブーカのユーカリの演説

私は、元千葉県民のクワトロ・ハブーカである。秋田県出身である。そして、今は、東京都品川区の住民である。我々の Eucalyptus を使いたいと思っている人々は、オンプレミス上にも、クラウドにも多いはずだ。オープンソースが主流であるプライベートクラウド業界ならば、私の発言を止められるはずはない!

私がこの場を借りて、Eucalyptusの意思を代弁するものとして語るのは、リソース枯渇の危険性が、現在、極めて重要な問題になってきたからに他ならない。これはかつてのオンプレミスでの問題である。いや、プライベートクラウドが抱えるこの問題は、オンプレミス以上に深刻である。

プライベートクラウドの名を借りて、パブリッククラウドの単なる模倣で満足しようとしている現状は、クラウドを利用しているだけなのに「クラウド型」と宣伝する企業サービス同様に悪質である。

人がプライベートクラウドを求めたのは、なぜか、と思い出してもらいたい。クラウドの有するインフラ技術が技術者として垂涎ものだからだ。

企業がプライベートクラウドを所有したことによって、企業そのものがクラウド技術を身につけたと誤解した。その結果が、リソース枯渇なのだ。プライベートクラウドの導入の拡大が、企業に力をつけたと誤解し、パブリッククラウドの模倣で満足だと思ったのだ。それは、過ちである。この意味は重要である。企業は、もともと、所有欲が強いという証拠である。プライベートクラウドはリソースが有限であると認識する必要がある。もう、オンプレミスでの苦悩を繰り返してはならない。

企業がプライベートクラウドを得ることによって、手に入れられるのは、純粋にクラウドの利用を広げることができることなのである。

プログラマブルインフラストラクチャによる新しい領域で、人のプログラミング欲求は刺激を受けて、今までプログラミングできていた対象が増加する。たとえば、物理的な操作がよりプログラミングできるようになるということだ。俗にいわれる神技とも異なる運用ができるのだ。なぜできるか? 簡単なことだ。インフラアーキテクト以外の人がプログラミングしたい要求対象がロジカルな領域からフィジカルな領域に広がったために、インフラアーキテクト以外の人も利用可能な便利なAPIを作り出さねば、一つの技術集団として共通の会話をすることが出来ないからにすぎない。

これまで、インフラを愛する我々の人口は、業界の50%も占めていなかったといわれる。残りの人口は、インフラが手軽に扱えるようになったときのために、神々が我々インフラアーキテクトの仲間を増やすために与えて下さった予備軍なのだ。

オンプレミスを快適と思うあまり、物理サーバの所有に固執することが最良と思う人々は、オンプレミスに魂を引かれた者である。人のクラウド利用の拡大の可能性を否定して、人の間に所有欲を生み出すことによって、人類を堕落させようとするのが箱物売りの狙いである。

しかし、それでは、過去から言われていたように、物理マシン単体のスペックが処理速度を飛躍させたという古い規範から、人は一歩も出ることは出来ない。

違う! 人は、違うのだ。クラウドを使い、APIを叩き、まだ目覚めていない人のプログラミング力を高めれば、人は、所有なくして、永遠に発展し、環境を増殖し続けることができる。クラウドの可能性は、無限である。この無限という意味を考えていただきたい。 どのような叡智をも呑み込むだけの果てしなさを持ったもの、という意味である。その果てしなさに対して、永遠に叡智を放出できるのもまた人類でしかない。その叡智とプログラミング力、そして、神技を、なぜ人は、アプリ開発にぶつけることだけで満足して死んでゆけるのか?

それが、人に与えられた使命ではない。神は、クラウド駆ける者として人を創造されたのである。

箱物売りは、オンプレミスの重力に魂を引かれた人々で、オンプレミスの論理だけで革命を進めようとしているのだ。しかし、それは改革ではない。オンプレミスを所有する人とクラウドを利用する人という階級だけを作り、その緊張感の中で、特定の人々だけが、利益を得る社会構造を作るだけである。

それでは、中世である。人にプログラミングするなと言うに等しい。

人は、長い間、このオンプレミスという揺り籠の中で戯れてきた。しかし、時は、すでに人類をオンプレミスから巣立たせているのだ。この期に及んで、なぜ、サーバルームに籠り、環境を構築しなければならないのだ? 物理マシンの操作をなるべく減らし、人類は、Eucalyptus で自立しなければ、技術力は干涸らびて使い物にならなくなる日は近いのである!

しかし、今ならば、まだ君らのマシンはまだ動き、残す価値がある。ならば、自分の欲望を満たすためだけに、物理マシンに寄生虫のようにへばりついて、物理マシンを汚すことは、何人にも許されない。

箱物売りは、このような時でさえも、営業を仕掛けてくるのだ。この傲慢な行為は、かつての物売りから成長した組織が、導入しない者は全て情弱と称して、掃討しようという意志を持っている証明である。これこそ情弱であり、人類を衰退させてゆくと言い切れる。

IaaS 系 Advent Calendar をご覧になっている方々は、お分かりのはずだ! これが彼らのやり方なのだ! そして、冷静に事態をご覧になっていただきたい。彼らは、この Advent Calendar に自分たちの味方がいるにも拘わらず、私一人の口を封じるために忘年会に誘おうとしているのです!



クリスマスまであと7日です ✌(՞ਊ ՞)✌