Eucalyptus Advent Calendar 2012 JP 十四日目

ネットワークモードと構成に関する勘違い

花金をエンジョイしている聖なる紳士淑女の皆さんこんばんは。世の中悲しいことがたくさん降りかかってきますが、あなたが辛いときは誰かが幸せだったり、逆にあなたが幸せなときは他の誰かが辛かったり、つまり何が言いたいかっていうと、分かち合えるのは幸せな気分だけでなく、辛いときも分かち合えるので、幸せなときも辛いときも他人に報告するといいんじゃないかと思います。まぁなので今日1は僕は皆さんの幸せを祈ります。

って言ってもこの Advent Calendar は辛さを独りで分かち合うという不思議体験ミラクルゾーンです。(嘘です、皆さんの協力に感謝してます。

silvereye の腹ん中

えー、先日紹介した silvereye について、ちょっと気になったことを確認する回です。「手抜き」とか言ってはいけません、簡単にヘコむ子です。

何かと言うと私は常々「マシン1台で Eucalyptus を動かすなら Eucalyptus のネットワークモードは SYSTEM か STATIC じゃないと駄目です」と豪語していました。が、先日紹介した silvereye は 1台のマシンにインストールして動かしたら MANAGED-NOVLAN でした。設定は以下な感じなんです。

EUCALYPTUS="/"
EUCA_USER="eucalyptus"
CLOUD_OPTS=""
CREATE_SC_LOOP_DEVICES="256"
NC_PORT="8775"
CC_PORT="8774"
SCHEDPOLICY="ROUNDROBIN"
NODES="172.31.252.1"
NC_SERVICE="axis2/services/EucalyptusNC"
HYPERVISOR="kvm"
USE_VIRTIO_ROOT="1"
USE_VIRTIO_DISK="1"
USE_VIRTIO_NET="0"
INSTANCE_PATH="/var/lib/eucalyptus/instances"
VNET_MODE="MANAGED-NOVLAN"
VNET_PRIVINTERFACE="br0"
VNET_PUBINTERFACE="eth1"
VNET_BRIDGE="br0"
VNET_PUBLICIPS="192.168.33.100-192.168.33.200"
VNET_SUBNET="10.0.0.0"
VNET_NETMASK="255.0.0.0"
VNET_ADDRSPERNET="256"
VNET_DNS="192.168.32.21"
VNET_DHCPDAEMON="/usr/sbin/dhcpd41"

で、前回のスクリーンショットは画像が荒くて設定値までは読み取れないと思いますが、「NC Bridge Network」っていう項目に 172.31.252.1 を指定しました。(デフォルト値がそうだったので)

そんで ip コマンドで自分自身の IP を確認すると確かに NC Bridge Network で指定した値が設定されています。

# ip addr show br0
7: br0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UNKNOWN
    link/ether fe:0d:d6:e2:40:82 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 169.254.169.254/32 scope link br0
    inet 172.31.252.1/32 brd 172.31.252.1 scope global br0
    inet 10.8.41.1/24 brd 10.8.41.255 scope global br0
    inet6 fe80::58fd:82ff:fe04:5ecb/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever

まぁ、これ以上の説明は皆さんには不要だと思いますが、そう、仮想ブリッジを作ってその IP を NC として登録してやれば 1 台構成でも MANAGED_NOVLAN が使えるようです。「JEUG のシャーマン」とか言われてチヤホヤされて良い気になってましたが、僕なんてこんなモンですよ。(・ω<) てへぺろ



クリスマスまであと11日です ✌(՞ਊ ՞)✌


  1. もちろん「今日」とは12/14のことですよ [return]