github クローン

いいかげん、自分のレポジトリをローカルの svn からサーバ上に移行しようと思い、どうせなら svn を git にしちゃおうと考え、サーバ側では何でレポジトリにアクセスできるようにしようかなー?と 4.1 Git サーバー - プロトコル を読みながら、ふと、「そーいえば仕事では RhodeCode 使ってるし、どうせなら github クローンを立てちゃうか」と安易に考え、折角だから同僚1が作っている GitBucket を使ってみようと奮闘2した記録です。

事前情報

まず、事前に読んだ情報としては、作者の記事 イマドキのIDE事情 - 手軽に設置できるGithubクローン「GitBucket」を使ってみよう と、Qiita にアップされてた投稿 Githubクローン界の新星 GitBucket を Ubuntu 12.04 で動かす (よくよく見たら、これも会社の同僚3だ…) を参考にしました。

インストール

で、Qiita の同僚の投稿を読むと

GitBucketを動かすのは、他の類似のgitlab等と比較すると圧倒的に簡単でリリースされてるwarファイルを TomcatやJettyにデプロイするだけである。

とか書いてあるんですが、そもそも私は普段 Tomcat や Jetty とは縁遠い生活を送っているため4 、何が簡単なのかさっぱりわからず、とりあえず「きっと名前からして Java が必要なんだろうな~」という超いいかげんな認識で、自分のサーバ (Gentoo Linux) に Java をインストールしました。

実行したことは以下。

● Java のインストール
jdk-7u40-linux-x64.gz を Oracle 社からダウンロードして
# mv jdk-7u40-linux-x64.gz /usr/portage/distfiles/jdk-7u40-linux-x64.tar.gz
# ACCEPT_KEYWORDS=~amd64 USE="-X" ACCEPT_LICENSE="Oracle-BCLA-JavaSE" emerge dev-java/oracle-jdk-bin

● インストールした JDK が選択されているかを確認
# eselect java-vm list
Available Java Virtual Machines:
  [1]   oracle-jdk-bin-1.7
  [2]   sun-jdk-1.6  system-vm
もし上記のように違うバージョンが選択されていたら以下で選択 (末尾の番号は環境にあわせて変更)
# eselect java-vm set system 1

● Jetty の環境作りと起動
Jetty を http://download.eclipse.org/jetty/stable-9/dist/ からダウンロードして
# cd /opt/
# tar -xzvf jetty-distribution-9.0.5.v20130815.tar.gz
# ln -s jetty-distribution-9.0.5.v20130815 jetty
# cd /opt/jetty/
# ./bin/jetty.sh

● GitBucket のダウンロードと設置
リリース情報のページ https://github.com/takezoe/gitbucket/releases から gitbucket.war をダウンロードし
て
# mv gitbucket.war /opt/jetty/webapps/

以上で完了です。うん簡単。あとは Web ブラウザで http://[hostname]:[port]/gitbucket/ にアクセスするだけ です。いや、ほんと、ここ に書いてあるように、Tomcat や Jetty の環境さえあれば、3ステップで完了します。もちろん上に書いたように Tomcat や Jetty の環境がなくても、数ステップの作業で導入が完了します。


  1. これ書いてるときはまだ同僚でした [return]
  2. いや、全然苦労してないです [return]
  3. これ書いているときは彼もまだ同僚でした [return]
  4. こんなとこを書くと「え?Eucalyptus やってる癖に?」と言われますが、Eucalyptus 以外では Jetty なんて触りませんし… [return]